クループ症候群
病気について
かぜに伴ってのどの奥(喉頭)が腫れ、特徴的な咳や声のかすれがみられる病気です。
オットセイの鳴き声のような咳、犬が吠えるような咳と表現されることがあります。
夜間から明け方にかけて悪化しやすいのが特徴です。

治療
のどの腫れを抑える薬の内服や吸入を行います。
呼吸状態が悪い場合は入院治療が必要になることがあります。
<ご家庭での対応>
夜間に悪化することが多いため注意して様子をみましょう。
こんなときは早めの受診を
・息が苦しそう
・息を吸うときにゼイゼイする
・咳が強くて眠れない
・顔色が悪い
急性気管支炎・喘息性気管支炎
病気について
かぜに伴って気管支に炎症が起こる病気です。
気管支が狭くなることで、ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸音(喘鳴)が聞こえることがあります。
治療
多くはウイルス感染症が原因であり、抗菌薬は通常必要ありません。
気管支拡張薬の吸入や内服を行うことがあります。
<ご家庭での対応>
- 呼吸状態の観察
- 肩呼吸や陥没呼吸がみられる場合は注意が必要です。
こんなときは早めの受診を
・呼吸が苦しそう
・ゼイゼイしている
・肩呼吸や陥没呼吸がみられる
・眠れないほど呼吸が苦しい
肺炎
病気について
かぜの経過中に肺まで炎症が広がることがあります。
発熱や咳が長引き、呼吸状態が悪くなる場合に疑います。
必要に応じて胸部レントゲン検査や血液検査を行います。
治療
ウイルス性肺炎では対症療法が中心となります。
細菌性肺炎では抗菌薬を使用します。
重症の場合は入院治療が必要です。
<ご家庭での対応>
- 呼吸状態の観察
- 普段より呼吸が速い、苦しそうな様子がないか確認してください。
こんなときは早めの受診を
・発熱が5日以上続く
・呼吸が苦しそう
・顔色が悪い
・水分が十分にとれない
急性中耳炎
病気について
鼓膜の奥にある中耳に炎症が起こる病気です。
かぜの後に発症することが多く、耳の痛みや耳だれを伴うことがあります。
乳幼児では機嫌が悪くなったり、耳を頻繁に触ったりすることで気づくことがあります。
治療
去痰薬などで鼻の通りを改善します。
必要に応じて抗菌薬を使用します。
<ご家庭での対応>
- 鼻水対策
- 鼻水が多い場合は適宜吸引を行いましょう。
こんなときは早めの受診を
・耳を強く痛がる
・耳だれが出る
・聞こえにくそう
・発熱が続く
