アトピー性皮膚炎
病気について
かゆみを伴う湿疹が繰り返しみられる慢性の皮膚疾患です。
皮膚のバリア機能が低下しているため、皮膚が乾燥しやすく、外部からの刺激を受けやすい状態になっています。

治療
保湿剤によるスキンケアと、炎症を抑える塗り薬が治療の基本です。
症状に応じて内服薬を使用することがあります。
<ご家庭での対応>
- 保湿を継続する
- 症状が落ち着いていても保湿を継続することが大切です。
- 適切に薬を使用する
- 症状がある部位には炎症を抑える塗り薬を使用します。ひどくなったら治療するだけではなく、よい状態を維持するためのプロアクティブ療法が重要です。
こんなときは早めの受診を
・かゆみが強い
・眠れない
・ジュクジュクしている
・治療しても改善しない
気管支喘息
病気について
気管支に慢性的な炎症があり、気道過敏性が高く、発作的に気道が狭くなる病気です。
咳、ゼイゼイ(喘鳴)、呼吸困難を繰り返します。
夜間や早朝に症状が出やすいことが特徴です。
治療
発作時には気管支拡張薬の吸入を行います。
発作を予防するために吸入ステロイド薬などを継続することがあります。
<ご家庭での対応>
- 発作のサインを確認する
- 咳が増える、ゼイゼイする、運動で咳が出る場合は悪化のサインかもしれません。
こんなときは早めの受診を
・呼吸が苦しそう
・肩呼吸や陥没呼吸がある
・眠れないほど咳が出る
・吸入しても改善しない
アレルギー性鼻炎・結膜炎
病気について
花粉やダニなどのアレルゲンによって起こります。
くしゃみ、鼻水、鼻づまりや目のかゆみが主な症状です。
治療
抗アレルギー薬の内服、点鼻薬、点眼薬を使用します。
アレルギー性鼻炎の原因がダニやスギの場合、アレルギーの根本的な治療となる舌下免疫療法が可能です。
<ご家庭での対応>
- アレルゲンとの接触をできるだけ減らしましょう。
- 花粉の時期は帰宅後の洗顔や着替えも有効です。
こんなときは早めの受診を
・鼻づまりが強い
・睡眠に支障がある
・治療しても改善しない
食物アレルギー
病気について
特定の食べ物を摂取した際に、じんましん、咳、嘔吐などの症状が起こる病気です。
乳児では鶏卵、牛乳、小麦が原因として多くみられます。
治療
必要最小限の除去を行いながら、成長とともに食べられる量を増やしていくことを目指します。
<ご家庭での対応>
自己判断で除去を続けるのではなく、医師の指示に従ってください。
こんなときは早めの受診を
・食後にじんましんが出た
・咳や呼吸苦がある
・繰り返し嘔吐する
・顔色が悪い
アナフィラキシー
病気について
アレルギー反応が全身に及ぶ重篤な状態です。
原因となる食物や薬剤、昆虫刺傷などの後に発症します。
治療
アドレナリン自己注射薬(エピペン®)の携帯が必要になることがあります。
こんなときは早めの受診を
・呼吸が苦しい
・声がかすれる
・ぐったりしている
・意識がもうろうとしている
