尿路感染症
病気について
尿の通り道(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に細菌感染が起こる病気です。
乳幼児では発熱以外の症状が目立たないことも多く、原因不明の発熱として見つかることがあります。
年長児では排尿時痛、頻尿、腹痛などを伴うことがあります。

治療
抗菌薬による治療を行います。
腎臓に炎症が及ぶ腎盂腎炎では入院治療が必要です。
<ご家庭での対応>
処方された抗菌薬は症状が改善しても最後まで飲み切りましょう。
こんなときは早めの受診を
・発熱が続く
・排尿時に痛がる
・尿の色がおかしい
・水分が十分にとれない
・元気がなくぐったりしている
包茎
病気について
小児の包茎は多くの場合、生理的な状態です。
成長とともに自然にむけることが多く、乳幼児期に治療が必要となることはまれです。
治療
通常は経過観察を行います。
炎症を繰り返す場合や排尿に支障がある場合は治療を検討します。
<ご家庭での対応>
無理に皮をむく必要はありません。
痛みや出血の原因になることがあります。
こんなときは早めの受診を
・排尿時に痛がる
・亀頭や包皮が赤く腫れる
・排尿しにくそう
・炎症を繰り返す
亀頭包皮炎
病気について
亀頭や包皮に炎症が起こる病気です。
赤み、腫れ、痛み、膿などがみられます。
治療
抗菌薬の塗り薬や飲み薬を使用することがあります。
<ご家庭での対応>
患部を清潔に保ちましょう。
こんなときは早めの受診を
・赤みや腫れが強い
・排尿時に痛がる
・膿が出る
・発熱を伴う
陰嚢水腫
病気について
陰嚢(精巣の袋)の中に水がたまる状態です。
乳児では比較的よくみられ、多くは自然に改善します。
治療
通常は経過観察を行います。
改善しない場合や大きい場合は手術を検討することがあります。
<ご家庭での対応>
大きさの変化を観察してください。
こんなときは早めの受診を
・急に大きくなった
・痛みがある
・赤く腫れている
停留精巣
病気について
本来陰嚢の中にあるはずの精巣が、おなかの中や鼠径部(足の付け根辺り)でとどまっている状態です。
将来的な精巣機能や精巣腫瘍のリスクに関係するため、適切な時期での対応が重要です。
治療
小児外科医による手術が必要になることがあります。
<ご家庭での対応>
乳幼児健診などで指摘された場合はご相談ください。
こんなときは早めの受診を
・陰嚢内に精巣を触れない
・健診で指摘された
夜尿症(おねしょ)
病気について
5歳を過ぎても月に1回以上のおねしょが、3か月以上続く状態を夜尿症といいます。
成長に伴い改善することが多いですが、治療によって改善を早めることができます。
治療
生活指導、アラーム療法、内服治療などを行います。
<ご家庭での対応>
生活改善(寝る2~3時間前に夕食を終わらせる、夕食以降の水分はコップ1杯まで、寝る前にトイレ、便秘対策など)
叱らずに見守ることが大切です。
成功した日はしっかり褒めてあげましょう。
こんなときは早めの受診を
・小学校入学後も続いている
・昼間の尿漏れがある
・急に悪化した
